多汗症で脇汗がひどい...
脇汗がひどくなる原因や対策・治療法をしっかり知りたい。

 

脇汗で悩んでいる方向けに、多汗症の原因や対策、治療法について、わかりやすくまとめています。

 

私自身、長年多汗症で悩んできました。
しかもワキガも併発しています。

 

脇の臭いと汗の苦しみは辛かったです...
現在は病院で治療を受けて治すことができました。

 

このサイトは、同じように脇汗に悩む方に役立つ情報を届けたいという気持ちで立ち上げました。

 

脇の多汗症の基本となるような情報ですので、ぜひ参考にして下さい。

 

多汗症の原因や種類

多汗症といっても原因や種類は複数あります。

 

まず全身なのか、特定の場所なのかという点があります。
特定の場所に異常な発汗が見られる、局所多汗症の人が圧倒的に多く、9割をしめます。

 

局所多汗症の場合でも、症状が持続的か、何か原発があって発症するのかに分かれます。

 

精神的な面やホルモンなどが影響していているケースが多く、いずれにしても交感神経の過剰反応が発汗の直接的な原因とされています。

 

遺伝すると言われることもあり、確かに一定の割合で遺伝を確認されていますが、まだ遺伝性については明確にされていません。

 

発汗の場所や原因も複合的に絡んでいる状態もあり、明確な原因が特定できない場合も少なくないという状況です。

 

局所多汗症の場所は頭・顔、脇、手のひら、足の裏と4つに区分されます。

 

私の場合は脇の下以外に、顔や手のひらも多汗症でしたが、そこまで重度な症状ではありませんでした。

 

私はワキガでもあるため、汗と合わさり臭いがきつくなるため、脇の治療をしました。
それ以外の箇所の治療は受けていません。

ビーチに続く道

多汗症の重症度について

多汗症の症状には程度があり、一般的には次のように区分されています。

 

(1)まったく気付かない、邪魔にならない。

(2)我慢できる、たまに邪魔になる。

(3)どうにか耐えられる、しばしば邪魔になる。

(4)耐えがたい、いつも邪魔になる。

このうち(3)、(4)を重症の指標にしている。

引用:公益社団法人日本皮膚科学会様(https://www.dermatol.or.jp/qa/qa32/q06.html)

 

おそらく(2)の方はセルフケアできるかと思いますが、(3)以上になるとかなり悩みが深刻になるように感じます。

 

私はいつも脇汗が垂れるわけではありませんでしたが、緊張状態にあると垂れることがあり、ストレスが強かった時期はやはり汗の量が多かったです。

 

脇汗を抑えるための基本的な対策

脇汗の究極の対策、治療法は交感神経を切ることです。
直接的な発汗の原因である神経を切るわけですから、高い効果が期待できます。

 

ただ先ほどご紹介したように、多汗症には程度がありますし、できるだけ自分でケアしたいですよね。
脇汗を抑えるための基本的な対策としては主に3つです。

ストレスは脇汗の天敵

1つはストレスへの対処です。
脇汗・多汗症の最大の原因はストレスにあります。
ストレスを感じると交感神経が活発になるのです。

 

ストレスを軽減させることができれば、汗の悩みは大きく解消することができます。

 

私も治療したのは脇だけですが、現在はだいぶストレスの少ない生活を送ることができているので、顔や手のひらの悩みは激減しました。

 

仕事を変えて、ストレスになる人間関係を一切取らないようにしたところ、多汗症も抑えることができています。

 

仕事や人間関係を変えたりしたのは、脇汗を改善させるためにした行動ではありませんが、結果的には多汗症も良くなり、総合的に生活の質が向上しました。

 

リラックスすることを意識して生活する

多汗症はリラックスすることも対策

リラックスした状態というのは、副交感神経が優位に働いています。

 

リラックスしているときは発汗で悩まされることはありませんよね。
この「リラックス=副交感神経が優位」という状態を頻繁に作ることによって、交感神経とのバランスが取れやすくなります。

 

1番良いのは、常に緊張していない、落ち着いた気持ちで過ごすことです。
ただずっと理想の状態を保つのは難しいので、自分1人の時間だけでも意識してリラックスできる時間を確保しましょう

 

食生活を改善して多汗症を軽減

食べ物の中には、交感神経を活発にさせるものがあります。

 

カフェイン、辛い食べ物が代表的です。
刺激物を含む食事は控える方が良いです。

 

食事を通して交感神経を活性化させ、脇汗を促してしまいます。

 

脇汗・多汗症の治療法

自分のケアだけでは抑えられない場合は病院に相談するしかないですよね。
脇汗・多汗症の基本的な治療法を解説していきます。

内服療法

外科的な治療ではなく、飲み薬で治療する方法もあります。

交感神経が活発になるとアセチルコリンという物質が分泌されるのですが、薬によって分泌を抑えるという治療法です。

効果には個人差があり、副作用が出る場合もあるので、先生と相談しながら処方してもらいましょう。

 

塗り薬で多汗症治療

病院にもよりますが、おそらく局所多汗症で真っ先に処方されるのが塗り薬です。

 

薬を塗って汗腺にフタをしてしまい、発汗を止めるという治療法です。
塩化アルミニウム液が含まれる薬で、病院で処方してくれます。

 

肌に合わず、肌荒れしてしまうことも少なくありませんが、もし肌に合えば非常に有効です。

 

私の場合は肌に合わず、かゆくなってダメでした泣。

 

ネットでも販売していますので、まだ使ったことがない人はとりあえず使ってみるのも1つです。
肌に合えばかなり悩みが解消されるはずです。

 

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ボトックス注射

注射を打って、アセチルコリンを抑える治療法です。
効果には個人差があり、また半年程度しか持続しないので、経済的な負担が少なくありません。

 

私もやったことがありますが、効果が薄く、やはり費用を考えると続けるのが難しいので断念しました。

 

切らずに汗腺を破壊する治療

治療と言うと、切るイメージが強いですが、切らずに治療する方法もあります。

 

高周波によって汗腺を破壊する治療法です。
ビューホット、ミラドライが代表的です。

 

私はミラドライ→ビューホットの順で受けており、ビューホットの方が効果がありました。

 

手術で多汗症を治療

多汗症・脇汗の治療

やはり多汗症の治療で1番根本的なのが手術です。

 

代表的な手術に剪除法と交感神経遮断術があります。
剪除法はワキガの手術として受ける人も多いです。

 

交感神経遮断術については、かなり高い効果があります。
手術自体は短時間で終わりますが、代償性発汗などの副作用も少なくないようです。

 

確かに効果が高いことは理解できますが、私はどうしても切るのは怖く、切らない治療を選択しました。

 

段階的な治療も可能

私も結果的にはそうなりましたが、段階的に治療をすることもできます。

 

私の場合は、塗り薬は肌荒れしてダメ、ボトックスは効果と金銭的に断念、ミラドライを受けるも効果が今ひとつ、ビューホットを受けて悩みを解消というかたちです。

 

最初からビューホットを受ければ良かったですが、当時の私はこの順番になってしまいました。

 

ですので、1つの治療で効果がないからと言ってあきらめることはありません。
自分が効果がありそう!と思える治療から受けることで、悩みが改善される、軽減される可能性は十分あり得ます。

 

決断するときは勇気が必要ですが、ぜひ一歩前に進んでみて下さい。
脇汗・多汗症の悩みが解消されることを願っています。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。